場面に合ったワインの選び方

秋におすすめのワイン 食欲の秋をワインと一緒に楽しもう!

紅葉とワイン
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記事の目次

秋の味覚と相性のよいコクありワイン

秋の味覚には、コクありタイプのワインがぴったりです。

魚や野菜など、秋に収穫される食材の多くは、春から夏にかけてたっぷりと栄養を蓄えています。特に糖分やアミノ酸、脂質に由来する旨みが強い食材が増えるため、ワインもそうした濃い味わいに負けない飲み応えのあるタイプが最適です。

具体的にはミディアムボディ~フルボディの赤ワイン、樽熟成など味わいを強める工程を経ているコクあり白ワインなどが当てはまります。

また、「シャンパーニュ(トラディッショナル)製法」のスパークリングワインもおすすめです。

この時期の食材はあくが強いものも多く、生の状態だと生臭みやえぐみが強調されてワインと合わない可能性が高いため、基本的にはしっかりと火を通す調理を行ったほうがよいでしょう。

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ワインで夏の疲れを癒す1 中甘口ワイン

夏の疲れが出やすい秋口には、中甘口のワインで疲労回復を図るのはいかがでしょうか。

気温が高い日本の夏は体力を消耗しやすく、晩夏から初秋にかけては気候の変化も重なって疲れが表面化しがちです。

疲労回復のために栄養価の高いものを摂りたいけど、いまいち食欲がわかない…。そんなときには、優しい甘さが心地よい中甘口のワインを飲んでみましょう。

中甘口とは甘口と辛口の間、やや甘口寄りのワインのこと。
ちゃんと甘さを感じられますが、甘口ほどこってりとした甘さではなく、酸味や旨みとのバランスが取れていて飲みやすい銘柄が多いのが特徴です。原料のブドウ果汁由来の自然な甘みは、エネルギー不足による疲れを優しく癒してくれるはずです。

食前酒として飲めば食欲増進の効果も期待できますよ。

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ワインで夏の疲れを癒す2 酸味の強いタイプのワイン

溜まった夏の疲れには、しっかりとした酸味が感じられるタイプのワインも良いでしょう。

ワインの酸味は、酒石酸やリンゴ酸などの有機酸が主成分です。

これらは体内の疲労物質である乳酸を分解する力があり、夏の間に酷使され疲れが溜まってしまった体を癒してくれるのです。

疲労回復を目的とする場合は、体内への吸収率の高いリンゴ酸が多いタイプが適するので、柑橘系の刺激的な酸味を持つワインを選ぶようにしましょう。

具体的には、ドイツやフランス北部のような比較的寒冷な生産地のワイン、標高の高い産地のワインなどが挙げられます。

また、日本で言えば北海道産のワイン、特にリースリングという品種のブドウを使用したものもおすすめです。

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各国の新酒ワイン(ヌーボー)で収穫の秋を祝おう

10月から11月にかけて解禁される新酒ワイン、いわゆる「ヌーボー」は、収穫を祝う秋のためのワインです。

その年に収穫されたブドウを、特殊な製法を使ってすぐに飲めるようにワインにした新酒ワインは、もともとその年のブドウの出来を確認する試飲と、収穫祭のお祝いを兼ねた実用的なお酒でした。

製法の関係で劣化が非常に速く進むこともあり、秋にしか飲めない秋のためのワインなのです。

日本では1980年代に大ブームになった「ボジョレー・ヌーボー」(11月の第三木曜日解禁)だけが有名ですが、実はヨーロッパ各国にはいろいろな新酒ワインが存在します。

それぞれ解禁日が異なり、マイナーなものはボジョレー・ヌーボーほど簡単に購入することはできませんが、どれも一風変わった味わいを楽しむことができます。

その年のブドウそのままの特徴を持つ新酒ワインで、収穫の秋を祝ってみるのはいかがでしょうか。

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複雑な味や香りを持つ赤ワインで秋の夜長を楽しむ

物思いや読書にふける秋の夜長には、複雑な味や香りを持つじっくり楽しめる赤ワインと向かい合うのに最適です。

長期間熟成によって印象が丸くなり、繊細で複雑な風味が楽しめるようになった赤ワインは、短時間でごくごく飲むものでないのはもちろん、食事と合わせてしまうのもちょっともったいないといえます。

その魅力を隅々までしっかり味わうためには、じっくり吟味する時間があるときにワイン単体で飲むのが一番。

気温も落ち着き集中できる夜の時間が長い秋は、長期熟成タイプの高品質な赤ワインと向き合うのに最も適した季節なのです。

いつも飲むワインよりもちょっと背伸びした価格の赤ワインを手に入れたら、スケジュールを調整しそのワインのための時間を取ってみましょう。

ちょっと面倒かもしれませんが、その価値は十分にある素敵な時間をきっと過ごすことができるはずです。

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