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カッシェロ・デル・ディアブロのワイン 悪魔に守らせた伝説のおいしいワイン?

赤ワインが入った2つのグラスと空のグラス
記事の目次

カッシェロ・デル・ディアブロとは

カッシェロ・デル・ディアブロ(Casillero del Diablo)は、チリを代表する高品質ワインメーカーであるコンチャ・イ・トロ(Concha y Toro)社の製造するブランドのひとつです。

チリのワイナリーとしては非常に長い100年以上の伝統を持つコンチャ・イ・トロは、世界的に高い評価を受ける「ドン・メルチョー」「アルマヴィーヴァ」などで知られる高級ワイナリーです。

しかし、その一方で、日本でもおなじみの「フロンテラ」や「サンライズ」のようなお手頃テーブルワインも手がけています。

そして、その中で「やや高級なデイリーワイン」の位置に当たるのが、カッシェロ・デル・ディアブロなのです。

ヨーロッパなどのワインに比べるとやや安価、チリワインとしてはちょっと高級という絶妙な価格帯で、バリエーション豊かなラインナップが揃っています。

ほんの少しだけ贅沢をしたいとき、ブドウ品種ごとに飲み比べてみたいときなどにおすすめの銘柄といえるでしょう。

ちなみに、「カッシェロ・デル・ディアブロ」は直訳すると「悪魔の蔵」という意味。

あまりにおいしいワインができるため盗み飲みが絶えなかった酒蔵を、「あの蔵は悪魔が出るぞ」という噂話で守ったという逸話が元となっているそうです。

カッシェロ・デル・ディアブロのおすすめポイント

チリを代表する高品質ワインメーカー

カッシェロ・デル・ディアブロは、チリを代表するワイナリー、コンチャ・イ・トロによって造られています。

安価なものから最高級品まで様々な製品を手がけるコンチャ・イ・トロは、チリにおけるワイン造りに関してはどこよりも多くのノウハウを持つメーカーのひとつです。

そして、カッシェロ・デル・ディアブロシリーズはその知識・技術・設備を駆使して「おいしいけどお手頃な価格」を実現しています。

これは、単純に安さを追求しているメーカーや、高級ワインだけを造っているメーカーにはない強みだといえるでしょう。

購入しやすい価格帯

気軽に購入できる価格帯も、カッシェロ・デル・ディアブロの魅力のひとつです。

ブランドのスタンダードである「レセルバ」の価格帯は1000~1500円ほど。

一般的なチリのテーブルワインや、同じメーカーの安価な銘柄(フロンテラなど)に比べるとやや高級にはなりますが、購入するのに思い切りが必要なほど高くはありません。

なんとなくいつもと違うワインを、という程度の軽い思いつきでチャレンジできる、適度な値段設定だといえるでしょう。

そして、飲んでみて気に入ったからと同ブランドのハイクオリティなラインナップが気になったとしても、最上級のものでさえ2100円前後。

ついつい他のラインナップにも手が伸びてしまう絶妙な価格帯なのです。

品種の違いをチェックするのに便利なバリエーション

カッシェロ・デル・ディアブロの多彩なバリエーションは、ブドウ品種ごとの違いをチェックし、自分の好みの品種を見つけるのに非常に便利です。

ワインはブドウだけを原料とするため、ブドウの品種の違いは味わいや香りに大きな影響を与えます。

特に単一のブドウ品種を使用する、いわゆる「ヴァラエタルワイン」は、品種名だけでそのワインのタイプを判断できるくらいブドウの特徴が強く表れます。

しかし、いかにブドウの特徴が良く出ていたとしても、肝心の「どの品種がどんな味わいか」を知らなければなんの参考にもなりません。

そのため、初心者のうちに品種ごとの飲み比べをして違いを知っておくのが有効です。

その時、品種以外の条件はできるだけ同じほうが良いため、同一銘柄のワインを飲み比べたほうが効率よく学ぶことができるのです。

赤5品種、白4品種のバリエーションがあるカッシェロ・デル・ディアブロは、その役割に適した銘柄だといえます。

カッシェロ・デル・ディアブロのラインナップ

レセルバ(Reserva)

カッシェロ・デル・ディアブロのスタンダードなシリーズです。

2019年現在、11種類が販売されています。

  • カベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)
  • ピノ・ノワール(Pinot Noir)
  • メルロー(Merlot)
  • シラー(Syrah)
  • カルメネール(Carménère)
  • シャルドネ(Chardonnay)
  • ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon blanc)
  • ピノ・グリージョ(Pinot grigio)
  • ヴィオニエ(Viognier)
  • レッドブレンド(Red Blend)
  • ロゼ(Rose)

(カベルネ・ソーヴィニヨンのフルボトルには、ラベルに炎をあしらった「デビリッシュ・エディション」もありますが、デザインが違うだけで内容は通常のカベルネ・ソーヴィニヨンと同じです)

このうち、レッドブレンド以外は全て単一のブドウ品種だけを使用した「ヴァラエタルワイン」で(ロゼはシラーを原料としています)、ブドウごとの特徴が良く出ています。

そのため、品種の違いを勉強したり自分好みのブドウを見つけるといった使い方に適しています。

また、カベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネは、フルボトル(750ml)以外に、ハーフボトル(375ml)ミニボトル(250ml)1/4ボトル(187ml)と4段階ものサイズ展開をしており、飲みたい量や用途に合わせてサイズを細かく調整できるのもうれしいポイントです。

なお、メルローはフルボトル以外にハーフボトル、ソーヴィニヨン・ブランは1/4ボトルがあり、1/4ボトルだけを3種類集めた「小悪魔セット」なるものも。

このシリーズだけでしばらく楽しめる、バリエーション豊かなラインナップといえるでしょう。

ラベルだけを見ているとバリエーションの違いを見逃してしまいがちなので、キャップの色やボトルの形状で見分けてください。

価格の目安は、1000~1500円前後となっています。

おすすめワイン

デビルズ・コレクション(Devil’s Collection)

その年の出来がもっとも良い区画のブドウを使用して造る、スタンダードよりも一段上のシリーズです。

2019年現在、3種類が販売されています。

  • レッド(Red)
  • ホワイト(White)
  • ブリュット(スパークリング)(Brut/Sparkring)

いずれも複数のブドウ品種をブレンドして造るワインで、ブドウの質が良いだけでなく単一品種で造るスタンダードなシリーズよりもバランスの取れた飲みやすい味わいになっています。

価格は少し上がって1500~1800円前後となっていますが、価格の上昇に十分見合う品質です。

おすすめワイン

レセルバ・プリバダ(Reserva Privada)

ブドウの品質や産地をさらに厳選した、カッシェロ・デル・ディアブロの最高級シリーズです。

2019年現在、2種類が販売されています。

  • カベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)
  • ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon blanc)

熟成によるコクや香味の複雑さなどが増して、デビルズ・コレクションよりも重厚な味わいになっており、ワイン単体で楽しむこともできる品質の高さです。

それでいて価格の目安は2000~2300円程度となっており、コストパフォーマンスのよさも失っていません。

スタンダードシリーズを飲んでみて気に入った方なら、チャレンジしてみて損はないワインだといえるでしょう。

ちなみに表示されているブドウ品種が8~9割ですが、サブ品種が少しだけブレンドしてあります。

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