銘柄一覧

モエ・エ・シャンドンのワイン いま世界でもっとも飲まれているシャンパン

シャンパンが入った2つのグラス
※この記事にはプロモーションが含まれています。
記事の目次

モエ・エ・シャンドンとは

モエ・エ・シャンドンは、フランスのシャンパン(シャンパーニュ)製造会社、もしくはその会社で造られている代表的な銘柄です。

300年近い歴史を持つモエ・エ・シャンドン社は最大のシャンパンメゾン(生産者)のひとつで、年間3000万本以上のシャンパンを生産しています。

もちろん、生産量だけでなく品質も折り紙つきで、18世紀には王室御用達のシャンパンとして知られていました。

現在は全体の8割以上が輸出されており、海外での知名度も最大級。

同社の高級銘柄である「ドン・ペリニョン」はワインを飲まない人でもその名を聞いたことがあるのではないでしょうか。

奥深いシャンパンの世界に踏み出す最初の一歩として、安心して選ぶことのできるブランドだと言えるでしょう。

モエ・エ・シャンドンのおすすめポイント

生産量が非常に多く手に入りやすい

モエ・エ・シャンドンにおけるシャンパンの生産量は、ボトル換算で年間3000万本以上

これは、シャンパン全体の15%以上を占める膨大な量になります。さらに、そのうちの80%以上が輸出に回されており、日本にも大量に輸入されています。

そのため、ワイン専門店はもちろん、ちょっと規模の大きな酒販店やレストランのワインリストでも高い確率で目にすることができ、比較的簡単に購入することが可能です。

いつでも一定以上の高い品質のシャンパンを飲める

モエ・エ・シャンドンのシャンパンは、基本的にどのボトルを選んでも同じ品質を期待できます。

複数の原酒をブレンドして造るシャンパンは、もともとボトルごと、年度ごとの差が出にくいワインですが、それでも年によって出来不出来が大きく変わるブドウを使用している以上、多少の変動は避けられません。

特に、生産量の少ない家族経営のメゾンなどは、その傾向が高くなりがちです。

しかしモエ・エ・シャンドンの場合は、広大な畑と原酒のストックを所有し、長い歴史に裏打ちされた醸造・ブレンドのノウハウ良質なブドウの調達手段などを持つため、どんな年でも一定以上の品質のシャンパンを生み出すことが可能なのです。

詳しい情報がなくても安心して選べるというのは、初心者にとって非常に心強い要素といえるでしょう。

品質に対して価格が手頃

購入するのに思い切りが必要な価格帯の製品が多いシャンパンの中では、モエ・エ・シャンドンはお手頃な部類に入ります。

確かに、醸造用の設備が発達しシャンパン造りの工程も多くが自動化できるようになった現代では、もっと安い銘柄も少なくありません。

しかし、安価なシャンパンの中には品質が低めのボトルも多く、良いものを見分けるためには知識や十分な事前確認が必要になってきます。

数あるスパークリングワインの中からあえてシャンパンを選ぶ以上、せっかくならその魅力をしっかり味わえる高品質な銘柄を選びたいですよね。

モエ・エ・シャンドンは、普段よりちょっと奮発したくらいの値段で、本格的なシャンパンの味や香りを楽しめるコストパフォーマンスに優れるワインなのです。

プレゼントにも最適なネームバリュー

誰もが知っている有名ブランドであるモエ・エ・シャンドンは、プレゼントとして利用するのに適したワインといえます。

「モエ・エ・シャンドン」という名前は、ワインについて詳しくない人でも聞いたことがあるほど良く知られています。

また、単に名前が知られているというだけでなく、18世紀から続く長い歴史や、フランス王室御用達などの華々しい経歴、そして品質の高さなど、「格」の高さも十分です。

よほど詳しい人でなければ良さが伝わりにくい他のワインに比べ、格段にプレゼント向きの銘柄であるといえるでしょう。

モエ・エ・シャンドンのラインナップ

モエ アンペリアル(MOËT IMPÉRIAL)

モエ・エ・シャンドンのスタンダードワインです。

発酵後に加える糖分(ドサージュ)が1リットル当たり9gだけの辛口(ブリュット)で、場面や食事を選ばない万能型。

シャンパンらしいきめ細やかな泡の刺激とフルーティな香り、繊細な味わいを楽しむことができます。

世界中で数秒に一本開けられている計算になる圧倒的な出荷数を誇るので、有名シャンパンの中ではかなり手に入りやすいことも嬉しいポイントといえるかも。

品質的にも価格を含めた手に入りやすさという面からしても、本格的なシャンパンを試す際の入門ボトルとしては、この上ない銘柄だといえるでしょう。

おすすめワイン

ロゼ アンペリアル(ROSÉ IMPÉRIAL)

「モエ アンペリアル」のロゼバージョンです。

糖分量は同じ(1リットル当たり9g)ですが、使用されているブドウのバランスが大きく異なり、モエ・アンペリアルとは色だけでなく味や香りの性質も大きく異なっています

イチゴやベリー類の香りと、それに調和した印象的な酸味が特徴。

香りを尊重してくれるタイプであれば、どんな食事とも合わせやすい酒質であるといえます。

きめ細かい泡や美しい色合いを楽しむため、ぜひ無色透明で背の高いワイングラスを使用して飲んでください。

おすすめワイン

グラン ヴィンテージ(GRAND VINTAGE)

特に良質なブドウが収穫できた年だけ造られる銘柄です。

「グラン ヴィンテージ2012」というように、収穫年(ヴィンテージ)の表示があります。

シャンパンは過去の原酒を使用するため、通常はどんな高級酒でもヴィンテージ表示はしません。

しかし、ブドウの出来が特に良かった年には、「ミレジム」と呼ばれるその年のブドウだけを使用したシャンパンが造られることがあり、例外的にヴィンテージが表示されることになります。

「グラン・ヴィンテージ」はモエ・エ・シャンドンのミレジムが冠する銘柄なのです。

毎年造られるわけではない特別な銘柄なので価格は高めですが、年ごとに使用されるブドウのバランスが違い通常のモエとはひと味異なる風味を楽しめるため、心待ちにしているファンも少なくありません。

白だけでなくロゼも造られる年もあります。

おすすめワイン

ネクター アンペリアル(NECTAR IMPÉRIAL)

通常よりも発酵後に加える糖分(ドサージュ)を増やした、甘口のモエ・エ・シャンドンです。

「モエ アンペリアル」の約5倍(1リットルあたり45g)の糖分が加えられており、法的な分類では中甘口(ドゥミ・セック)にあたります。

色味は味わいのイメージに合わせた濃いめのイエローゴールド。

強い炭酸や酸味とのバランスによって口当たりは重くならず、辛口よりもフルーティさやバニラにも似た風味をしっかりと味わえます。

味付けのしっかりしたスパイシーな料理、脂ののった肉や魚料理など、重厚なタイプの料理と相性の良いワインです。

ちなみに、ロゼには糖分量をやや少なめにした(1リットルあたり30g)「ロゼ ドライ」というバージョンもあります。

おすすめワイン

アイス アンペリアル(ICE IMPÉRIAL

氷を入れて飲むことを前提に調整された、珍しいタイプのシャンパンです。

清涼飲料水でするように、大きめのブロックアイスや細かく砕いたクラッシュアイスをたっぷりと入れたグラスに注ぎます。

強い炭酸と甘さが氷によって中和され、驚くほどすっきりと飲みやすい、シャンパンとは思えないようなカジュアルな飲み口になります。

スナックやオードブルなどにも良く合うので、ワイン好きが集まる気軽なパーティなどで活躍すること間違いなしですよ。

ロゼのほうがやや糖分控えめになっています(1リットルあたり38g)。

おすすめワイン

この記事をシェアする
ページのTOPへ戻る